カジノの話
随分前にオーストラリアのゴールドコーストのカジノに行ったことがあります。昼は閑散としていたカジノも、夜になるとそれは華やかで、来ている人の服装もあでやか、中にはクレオパトラのような格好をしている人もいて、カジノ全体がきらきらした感じでした。。いっしょに行った男性の友人が、5分丈のズボンで、入場を止められそうになり、長めの靴下をあげて、足がみえないよとアピール。それで、なんとかいれてもらったなんてことがありました。
時は夏、ゴールドコーストは海に近い観光地、ビーサンに短パンで来る人もいそうなものなのに、カジノって大人でおしゃれな娯楽なんだなぁ、そんなことを思いました。
ところが、友人の話によれば、他の国のカジノはそうでもなさそうです。生活がかかっているのか、がつがつして殺伐とした感じだそうで、ゴールドコーストのカジノは上品でいいということでした。ふーんそうなんだ、自分が行ったわけではないけれど、両方行った人がそういうんだから、多分そうなのでしょう。まぁギャンブルだからねぇ、ところ変わればそうなるのかもしれません。
さて、日本では、カジノをつくるつくるといって久しいですが、いよいよ大阪でできそうです。IR推進の維新が再選したし、25年の大阪万博の跡地に統合型リゾートができるらしいので、当然そこにカジノも建設されるでしょう。私にはわりといい印象があるカジノなので、建設には反対ではありません。是非とも、大人でおしゃれな娯楽たるカジノができて欲しい思います。くれぐれも殺伐としたものにはなりませんように。
今週の展示は、こいしゆうか個展「そのまま」麗らかな春にルンルンお出かけ、そんな感じの展示です。
イラストレータで漫画家のこいしさんはキャンプでも有名。ギャラリーは楽しいキャンプをしているような雰囲気にはやがわり。展示物によって、雰囲気ががらりとかわるのは本当に面白いです。
アートでキャンプなこいしさんの個展に、是非お越しください。18日(火)まで。